どうもブログ担当Kです。

FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 03に佐々木さんが出場いたしました。
結果は見たまんまです ^^
FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 03


試合前の練習で勝つための流れというのを想定した限定スパーを最近やっていたのですがその成果もあり佐々木さんの持ち味がうまく活かされて結果にも反映されたのではないでしょうか。
代表が試合を拝見したところ次の課題も見つかり佐々木さんもまだまだこれから成長していきそうだなと思いました。

試合で勝つ時というのはやはり相手の苦手な部分に自分の得意な部分をぶつける事ができた時だと思います。

であるならば試合前の練習というのもやはりそういう練習になると思います。
実は先日長瀬代表が全日本ブラジリアン柔術選手権に出場してたんですがポイントリードしているにも関わらず見事に一本負けという結果を残してくださりこれが試合についての戦略を考えなおすきっかけとなりました。

実際どういう試合展開だったかというと開始早々長瀬代表がスイープしていつもの火の玉精神でパスガードを狙い続けるというカタチになったんですがその状況こそが相手選手の得意な勝ちパターンの展開(たぶん)になってしまったわけです。
相手選手は代表のパスガードを防ぎながら足関節を狙い見事な一本勝ち。なんとこの選手はその後のオープンクラスでボンサイ柔術の至宝クレベル選手からも足関節を奪って見事な勝利を飾っていました。
そんなスペシャリスト相手にトップからいつもどおりガンガン攻め続けるのは正解なのか??という疑問から今回の練習の流れへとつながりました。

今回の練習のテーマは「時間」「アドバン」「ペナルティ」です。
どう時間をつかってどのタイミングでアドバンを取ってどういう状況ならペナルティを貰っても大丈夫なのか?または貰わないようにすればいいのかと、ここをもっと詰めることで自分の得意な展開をうまく作り出せるのではないかと。佐々木さんの勝利をきっかけにこの部分をもっと強化できればなぁと思います。

聞く人が聞けば「今までやってなかったのか!!」と突っ込まれそうなんですが「そうなんです!!」

ポイントゲーム重視については好みがあるかと思いますが極めが強い人、やりたい人はまた戦略が変わってくるでしょうしうちのチームからそういう方が試合に出る場合はまたそれに合わせた展開を考えていこうかと思います。

なにはともあれ佐々木選手優勝おめでとうございます。
次回はポイント争いになった時に重要な要素になりうるクローズドガードについて触れていこうと思います!!